いつくかの著書

著書を出す際、常に考えることは「一冊のミュージアム」となっているかどうかだ。歴史、文化、アートのジャンルが多いため、手に持って歩くアートミュージアムやギャラリーを目指したいと常々思っている。

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京都書院アーツコレクション83「ミニアチュール・マッチの世界」藤井友樹コレクション/解説・安藤州平(1998年)
写真の師である藤井友樹氏のアンティーク・マッチラベル・コレクションを時代を反映した細密画・ミニアチュールとして捉え、マッチ発達史を交えながら解説、紹介した本である。京都書院アーツコレクションは文庫サイズの美術書で、芸術・美術系の学生やデザイナーのネタ本のような存在。100タイトル以上を誇っていたシリーズだが、数年前、京都書院は廃業。この本は現在、古書しか入手できない。

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「信州休日の社寺巡り・東北信編」北沢房子・文/安藤州平・写真・編集レイアウト装丁(信信濃毎日新聞社2003年)
長野市のフリーライター北沢房子氏とともに3年以上かけ信濃路の有名神社、名刹古刹100箇所以上を訪れ綴った歴史と信仰のルポルタージュ上巻。「川」と「街道」をキーワードに東北信の50社寺を歴史散歩。取材中に発見された新事実、廃寺の歴史謎解き探訪、善光寺と戸隠神社も今までにない切り口で紹介している。社寺めぐり基礎講座や神仏用語ミニ辞典も編集し、社寺巡りに便利なエリアマップ・フィールド辞典が付録。
A-5判 304ページ \2100-


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「信州休日の社寺巡り・中南信編」北沢房子・文/安藤州平・写真・編集レイアウト装丁(信濃毎日新聞社2002年)
下巻の中南信では「水」と「山」をキーワードに50社寺を歴史散歩。諏訪大社では御射山を巡り、守矢神や諏訪大社にかかわる神社を訪ね、諏訪湖を中心とした神々をわかりやすく構造的に紹介している。御嶽神社では実際に滝に打たれ水行を体験したという体を張った歴史・信仰のルポルタージュ。
A-5判 306ページ \2100-

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「信州あの人ゆかりの菩提寺・神社」北沢房子・文/安藤州平・写真・編集レイアウト装丁(信濃毎日新聞社2007年)
昨今、中高年はもとより、戦国武将ブームの若い女性に至るまで、安らぎを求め、知的な興味とともに社寺を巡る人々に、信州を舞台にして歴史に名を残した戦国武将などの墓のある菩提寺や祭神となった神社を、住職や宮司、子孫のインタビューをもとに写真とともに紹介したルポルタージュ。
信州は、東日本と西日本の接点であり、太平洋と日本海の接点としての山野のただ中にあるため、古来、東山道をはじめとする街道を通り、或いは信濃川・千曲川、天竜川をさかのぼって人の往来があり、元寇にあたって幕府の副総理格であった北条義政や、南朝の征東将軍・宗良親王はじめ当地で生を終えた貴人を弔いまつるための社寺が建立され、大切にまつり継がれてきた。
江戸から明治・大正へと、文人たちが趣味としたものに、「掃苔」「展墓」があったと聞く。人が最後に行き着く墓を糸口に、その人間像や時代背景に思いを馳せ、後世の人々の信仰を肌で感じるのは、人が神としてまつられた神社でも同じことであろう。
今につながる建墓や人を神にまつる考え方は、戦国から江戸に至る信長・秀吉・家康、3人の天下人によって一大変革がもたらされたというが、本書においても戦国〜江戸初期に活躍した人物が多く、それはとりもなおさず本年の大河ドラマ「風林火山」の主要登場人物(武田信玄・諏訪御料人・諏訪頼重・真田幸隆・村上義清等)と重なっており、ゆかりの地を訪ねる皆様の手引書としても使っていただけるはずだ。また、墓巡りガイドというジャンルでは信州で初だ。
A-5判 252ページ \1890-

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